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「習慣化する習慣」 | プラッツからのメッセージ

石田  貴裕

 困ったもんで自転車の鍵をよく無くします。現在3個目の輪っか鍵です。ズボンのポケットに入れることにしているんですが、気づくと無い。ので、左のポケットに入れる習慣を身につけるも、酔っ払って帰ってくると何故か無い。そこで、1年前から財布に入れることにしたのですが、これがなかなか習慣化しない。無意識でポケットに入れてしまっていて、スキあらば無くなりかけること数回。最近やっと自転車を降りたら無意識で財布に入れているようになりました。

いやー、習慣化するって難しいです。繰り返し繰り返しやっても、身につくまでにはなかなか時間がかかります。ですが逆に言うと、習慣化することで自然とできることが増え、なにかと円滑に進むことを実感することもしばしばなので、ここ最近の自分のプチテーマとして「習慣化する習慣を身に付ける」というのがあります。

例えば、朝ランニング。子どもの寝かせつけの都合で早めに寝落ちしてしまって、夜中に目覚めて「しまったー!」なんてことがよくありまして。それならいっそ早く寝て早く起きる習慣をつけよう、というところから始まった朝ランニング。同時期にチャリティーマラソンの話もいただいたので、今では週2回くらいは朝ランするのが習慣化しています。それはそれでいいのですが、一度習慣化すると今度はそれを崩すのが気持ち悪くて、一週間走らないと何だかソワソワと、いたたまれない心境になったりします。これも良し悪しでしょうが、私にとって朝ランニングの習慣化は、気力的にも体力的にも差し引きでプラスになっていると感じています。

そんなことを思いながら面談場面を考えてみると、親ごさんにとってもまた、声かけや日常会話や雑談を習慣化することが一つのテーマだったりします。もちろん無理にやりませんが、「何も起こらない日常に何かをもたらす関わり」が面談の一側面でもありますので、すでに習慣化された家族の関わりや文化に、一石を投じる話になることもあります。その一石が挨拶なのか、声かけなのか、雑談なのかはそれぞれの家族によって違いますが、いずれにしろ、元々ある習慣に別の習慣を入れ込むのは先にも述べたとおりとっても大変です。なので、無理なく、できることからコツコツと、という話になりますが、行きつ戻りつ取り組むことで、“気づいたら自然とできてたな~”、“いつのまにか習慣になってたな~”を一緒にこそっと目指していければいいなと思います。

今現在、私が取り組んでいる習慣は、家の鍵を閉めた後に「よし!」と指差し確認することです。これもなかなか定着せずですが、それをやらないと、自転車に乗ってから「あれ?閉めたっけ?」って結局戻ることになりますし、その5秒10秒で乗り遅れたりもするんで結構由々しき問題です。それやったら、「5分前行動を習慣化しましょう」という声が聞こえてきそうですが、まぁ、そこはご愛嬌。何でもかんでも無理にやったらイカン、と思いますし、向き不向きもあるんでは、と思います。ま、ぼちぼち折り合いつけながら取り組んでいきますので、皆さんももしよかったら取り組んでみてはいかがでしょうか。

カテゴリー: スタッフエッセイ

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