AwajiPlatz 30Th

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10月, 2021 | 淡路プラッツプラッツからのメッセージ

ぷらキャン。居場所もキャンプ文化到来です。

すっかり報告するタイミングを失ってしまい、もう10月になってしまいました、ぷらキャン。

 

実は7月に居場所メンバーとキャンプに行ってきましたっ!

 

こんにちは。急にキャンプ好きになったスタッフの宮武です。

 

下には土か芝生、上には空。目の前に湖なんかがあっても最高です。

 

そこで火を焚いて、肉を焼いて、ビール飲んで、語り、語らなくてもよい。

 

ヒュッゲですっ!!!!!

※ヒュッゲ;ヒュッゲ とは、ウエルネスかつ満足な感情がもたらされ、居心地がよく快適で陽気な気分であることを表現するデンマーク語およびノルウェー語である。(ウィキペディア)

 

スタッフF自慢の焚火台。

 

まったり居場所文化を追求するプラッツとしては、キャンプは抑えておく必要がありますよね。

 

参加したメンバーも、キャンプでどう過ごしたいか、など自分のテーマがあったようです。

 

そういう気持ちで、なにかと味わって過ごすことができる青年たちの感性が、素晴らしいといつも感じます。

 

当日予想されていた雨が、晴れのち曇りに変化!ラッキーです。

深夜からザーザー降りでしたが……。

 

次回、冬キャンプに挑戦するかも。。。

 

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プラッツの居場所活動では、「旅行」は定期的に行くことにしています。

 

不思議ですが、寝食を共にすると青年たちの活き活きした部分がより、見えてきます。

 

その後の居場所活動での日常も、なんだか大きな家族みたいで、心地よく馴染むように感じています。

 

「夜」を安心して過ごすって、人にとって言い知れぬ効果があるのでは。。。!!!

 

昔、スキー旅行に行った時に、いつも行く宿の主人に「寝たら上手くなる」と聞いたことがあります。

 

そういえば、古墳が作られるとき(えらい昔の話ですが)、「昼は人が作り、夜は神が作る」といいますよね。

 

プラッツの居場所活動も、多いに「夜」の恩恵を受けております。

 

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緊急事態宣言も解除されて、居場所活動の「日常の夜」であるナイトプラッツが復活しています。

 

やっぱり、同じ空間で飲み、食べれるってほんわか楽しいですよね!

 

人と人とが集まって、まったり過ごすだけで元気が出る。

 

人ってシンプルです!

30年続けてきたプラッツの居場所は、酒蔵のように醸されてきた空気感が不動のものになっています。

(そのうち20年を過ごしている年齢不詳の私……)

 

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今、プラッツで極秘裏に、あるプロジェクトが進行しています☆

 

称して「ぷらちゃんプロジェクト」

 

居場所のまったりほんわかゆっくりじんわり文化を、4コマ漫画で世に広めていこうというものです。

 

11月11日(プラッツ創立記念日)にTwitterアカウント公開、11月12日から配信予定です!

 

お楽しみに~~~~~!!!!!

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大阪マラソン2022にてプラッツに通う若者がチャリティーランナーとして走ります!

2022年2月27日に開催される大阪マラソンのチャリティランナーに、プラッツに通う若者がエントリーをしました。このチャリティランナーとは、大阪マラソンのチャリティ活動への理解を深め、支援の輪を広げていくことを目的に出場し、様々な社会課題に取り組むNPO等の団体に対して、大阪マラソンを通じて寄付・応援ができるという取り組みです。以前は石田がこの形で皆さんから寄付をいただき走りましたが、今回はプラッツに通っている若者が走ります。

 

寄付していただいた寄付金は「若年無業の状態にある若者たちへの就労支援」を行う、認定NPO法人育て上げネットさんに全額寄付されます。

このチャリティーの趣旨に賛同していただき、是非、寄付をお願い出来ればと思います。

チャリティ活動に参加していただく方法は二つあり、一つはプラッツに来所の際に募金箱を設置していますので、その中に“お気持ちの寄付”をしていただくことです。もう一つは、インターネットから寄付していただく方法で(500円~)、下記の「こちら」をクリックしていただくか、QRコードをスマホのカメラで読み込むと寄付ページが開きます。登録名は”かいとっと”です。

 

こちら

私たちスタッフ一同、この若者を応援し、サポートしていきますので、皆様にもご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

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働くための、大事なステップ。

 

こんにちは。再活動が嬉しいTMネットワーク、「Get Wild」で元気が出る、宮武です。

 

淡路プラッツでは、引きこもっていた若者が居場所活動で社会に出ていくエネルギーが貯まっていき、最終的には就労していきます。

 

その途上段階で、トライアルジョブ(←過去記事をご覧ください)を終えた若者が就労に取り組みはじめます。

 

ですが、なかなか行く先を探せない若者もいます。

 

 

「どんな職種にしたらいいのかわからない」

「どんな仕事が自分に向いているのかわからない」

ジョブサイトの膨大な量から、何かの仕事を選ぶ理由が見つけられないのです。

彼らの気持ちもよくわかります、情報量が多すぎると、想像力もストップしてしまいますよね。

 

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そういう時、

 

「知り合いの仕事場で、求人があるからやってみぃへん?」

 

このつながりがとっても活きてきます。

 

何がしたいのかわからない、じゃあ、どんな仕事場かはわからないけれど、〇〇さんの知っているところなら行ってみようかな、と気持ちが動きます。

 

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ある若者が、西淀川区のスーパーマーケットで働きはじめています。

 

 

ここは、某スタッフ(私)が早朝アルバイトをしているところです。

 

たまたま午後数時間の求人があり、淡路プラッツの活動のことも常々聞いてくださっていた担当者の方に、ある青年のことを頼んでみたのです。

 

そのスーパーは珍しい商品もいろいろ扱っているので私も大のお気に入りなのですが、社長はじめ働いているスタッフさんたちも、穏やかで良い方ばかりなのです(ここが大切)。

 

若者にとって、働く環境は得に大切です(誰でもそうですが…)。

その点、知り合いのお墨付きでかつ本人の状況を理解してくれる人がいると、就労へのハードルはぐっと下がります。

 

実際、彼はそのスーパーでアルバイトをしはじめて、約1年続けることができています。

就業時間も徐々に増え、時々私も様子を見に行きますが、なかなかの働きぶりです。

顔つきや態度も凛々しく変化し、体つきも引き締まってきました。

 

部署のご担当者にお話しをお聞きすると、とてもよく働いてくれているとのこと。

彼自身も、イキイキと生活できているようです。

 

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ひきこもっていた若者がいきなりアルバイトをはじめる時に躊躇する理由は、まだあります。

「賃金に見合った働きが自分にできるのかわからない」というものです。

 

そこで賃金は発生するが、有償ボランティアくらいの感じでお試し就労ができる機会があると、さらに労働へのハードルが下がります。

 

これをプラッツでは「有償トライアルジョブ(中間就労)」と呼んでいます。

 

 

2020年4月から2021年3月に三井住友銀行のボランティア基金フィランソロピーバンクを通して支援していただき、淡路プラッツはこの「中間就労」の事業を期間限定で取り組みました。

 

ひきこもりの若者が、無償から有償ボランティアさらにアルバイトへと段階的にステップアップすることで、経験と自信を獲得し社会参加・就労することをめざすものです。

 

この事業は10人のひきこもりの若者が利用し、9カ所の事業所様にご協力いただきました。

 

ひきこもっていた若者の社会参加に必要なものは、本人の努力や挑戦の他、必要なものがあります。

 

仕事場となる事業所の方々、本人と職場をつなぐ支援者、また事業を資金面から応援してくれる企業の方々など、様々な環境の、多くの人々の理解が若者の未来に必要なのです。

 

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先に挙げたスーパーのご担当者さんも、最初はひきこもっていた若者がどのくらい働けるのかご不安がありました。

 

ですのでこの「中間就労事業」は、スーパーさん側も若者本人も双方が「お試し」できる非常に意義深いシステムでした。

 

結局、青年は2か月間この中間就労を利用し、その後無事にアルバイトとして本採用され、現在に至ります。

 

このように、ひきこもりの若者を理解して雇用してくださる事業所さんを、もっともっと増やしていかなければ!

 

私たちスタッフも、もっともっと社会に働きかけていかなければと思っています。

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