NPO法人淡路プラッツ - パート 12プラッツからのメッセージ
「一期一会のメキシコ」
安原 彩子
8月に入り、セミがミンミン。蒸し暑い~!ザ・日本の夏!夏はイヤと言うメンバーが多い中、ビールがさらにおいしい夏が私は好きです。最近は、偶然知り合ったメキシコ料理屋さんのビールジョッキの中にテキーラショットを沈めて飲むサブマリンという飲み物にハマっています。オススメです。
ハカランダが見ごろの春先、約4年ぶりにメキシコへ行ってきました。伊丹空港を出てからメキシコまで約20時間。今年就航した全日空の直行便で行っても、やはりそれくらい時間がかかります。でも、そんなに遠くても行きたいメキシコ!4年前と比べてずいぶん変化していました。新しいショッピングモールに新しいレストラン。たくさんの人でにぎわっていました。また、最近街でよく見かけるようになったのは、同性愛者カップル。メキシコは去年、ペニャニエト大統領が同性婚を合法化するための憲法改正案に署名しました。メキシコはマチズモ(男性優位主義)の国でありカトリックの国でもあり、同性愛者に差別的で同性婚に否定的な考えが根強いですが、変わろうとしています。
久しぶりにアステカ文明の遺跡、テオティワカンピラミッドに登ったり、プロレスを観に行ったり、フリーダ・カーロ美術館に行ったり、メキシコの家族や友達に会いに行ったり。あっという間のメキシコ里帰りでした。
スキスキ詐欺になるかもしれませんが、ほんとうはメキシコはそんなにスキではありませんでした。学校ではスペイン語圏の歴史を学ぶ中ででてくるスペインに征服された国の中の1つ。特に行きたかった訳でもなく、スペインはもう行ったので行ってない方にしようと選びました。行ってみて、今までの自分の価値観、興味は180度変化しました。メキシコの文化、食事、人、自然、等など。知れば知るほどスキになっていました。
自分では、いつもの場所でいつも通りの生活をして、毎日ただただ時間が過ぎていくだけで何もしていない気になります。それを安全だと思うかもしれないし、このままずっと何も変わらない。自分はいつまでたっても同じまま…。と諦めてしまうかもしれません。でも、同じ時間はひとつもなく、確実に日々変化しています。自分も周りも。
いろんなことにおいて変化が激しいメキシコでの生活は、私に一期一会を大切にすることを教えてくれたと思います。昨日見たものを次の日に買おうと思って行ってもない!「また今度。」と言ってもまた今度は二度と来ない!そんな積み重ねからですが(笑)必ず変化するからこそ、今を大切に。
そんな一期一会のメキシコへまたメンバーが行ってくれれば嬉しいです。
2017年8月31日
カテゴリー: スタッフエッセイ
「変化する」
藤村 泰王
心が変われば、態度が変わる 態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。 習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。 運命が変われば、人生が変わる。
誰の言葉なのかをインターネットで検索したけれど結局わからず。いろいろな人が引用し、言葉違いのものもたくさんあった。人格が変わるや運命が変わるというのは本当にそうかなのかはわからないが、その他のところでは共感できるところがあります。
本人が家から出て自立に向かい動き出すと親御さんの様子が変わる。初めてプラッツに来られた時はとても疲れた様子で今にもガラガラと音を立てて崩れそうだったのが、明るく快活な様子でキラキラと輝く笑顔に変わる。本人も体や表情を固くし、今にも逃げ出しそうにしていたのが、笑顔で楽しそうに話すようになる。
これらは、本人も親御さんもプラッツに行こうと決めた心の変化が面談に行くという行動の変化に変わり、面談に行き続ける習慣に変化したのだと思います。
でも、心を急に変化させるのは難しい。なので、行動から変えてみてもいいのではないでしょうか。子どもに将来のことを言わないようにしてみる、とか、誰かとしゃべってみるとか。
誰が変わるのか
行動を変えることから始めるなら、「子どもに外に出るよう説得しよう。」とか「親に将来のことを言わないよう説得しよう。」ではなく、変化するのは「私」です。このエッセイを読んで下さっている「あなた」です。
人を変化させるのはとても難しい。自分が変化するとまわりの環境も変化していくことが多々あります。自分の変化が周りに影響を与えるのだと思います。
何を変えるのか
例えば、家の家事を手伝うのでもいい、子どもの好きなことに興味を向けてみるのでもいい。「おはよう」と挨拶する習慣がなくなってしまっているのなら、その日の最初に合った時に挨拶するのでもいい。「行って来ます」、「ただいま」、「おかえり」と扉越しに声をかけるのでもいい。
大きな変化を目指すと負担になったり、自分が思った通りの反応が返ってこないと腹が立ったりする。なので、自分に大きな負担のない、簡単な変化から始めてみるのがいいと思います。
具体的に何から変化させるかは、ご家族や本人さんの状態によって違うので、個別面談でご相談していただけたらと思います。
自分を変えるのもとてもエネルギーのいることです。なので、無理をせず、出来ることから始めることが大切だと思います。それが、習慣になり、人生を変えていくのではないでしょうか。
まずは、最初の一歩から。
2017年7月31日
カテゴリー: スタッフエッセイ
「街ぶら」イベント
今回は、神戸方面へお出かけしました。
まずは南京町で、ぶら~り。水餃子や肉まんやマンゴーかき氷などなど、みんなでシェアしながら色々食べました。
その後は、ぶらぶら海側へ。
クルーズ組とモザイク散策に分れて、各々海を堪能した後は、ポートタワーに登りました。
高いところからの景色もいいね~とのんびりした後は、モザイクを通り抜けて、高架下の商店街をぶらぶらしながら駅前まで戻り、飲んだり食べたりして、解散しました。
“街ぶら”の名のとおり、一日ぶらぶらしながら、神戸を堪能しました!
2017年7月7日
決断の分岐点と、その向こう…
浅井 紀久子
いきなりですが、みなさんは、なんらかの決断を迫られたとき、どのようにして決めていますか?思い付きや直観で“こうしよう!”と決めますか?それとも、熟考に熟考を重ねて、それでも決め切らずに、考えることにも疲れてきて…の上での選択ですか?もしくは、誰かに○○と言われたから…ということも、あるかもしれません。
また、誰かに相談して決めることもあれば、誰にも相談せず、自分自身で考えて結論を出す…その時々で、色々だと思います。
もちろん、内容によって多少変わってくるとは思いますが、考え出してから決断までの一定のパターンを、わりと誰しもが持っているように感じます。ちなみに私は、相変わらず(?)相談するのは苦手かもなぁ…。みなさんは、どんなパターンですか?
また、意識しての決断と、無意識での決断(状況や流れ的に、気が付いたらこうなっていた…というような)がある気がします。
どちらにせよ、決断する時には多かれ少なかれ、“覚悟”を伴っています。覚悟したことを意識できたのは、決断した後だったという場合もありですが。やり始めたから・動き出したからには…と。
同時に、ある程度の“見通し”も、あると思います。サイコロ振って決めたのではない限り(最終手段として、それもありかも)、“こうしたら、ああなるだろう”とか。“こっちを選べば、こうなるだろうな。そのことで、こういう変化が起こるかもなぁ…”など。私の場合、そこで考えすぎるから、なかなか決断できなくなるわけなのですが。それに、大きな決断であればあるほど、見通しどおりに進んではくれない…。
どういった決断をするにせよ、その時の“覚悟”や“見通し”は、間違いではないと思います。結果は後からついてくるとも言われますし、どの時点で“結果”と言えるのかも、わからないこともあります。
ただ、後々の状況の変化や思っていたことと違いすぎた場合などには、前に覚悟したこと自体をくつがえしてでも、決断しなおさないといけないことはでてきます。そこに大きな後悔や反省が伴うこともあるだろうけれど、時間は止まってくれないので、それもある意味、一過性のもの。(もちろん、後々のためにしっかりと反省して学習して覚えておくことは必要ですが)
その、覚悟のやり直しは、意志が弱いのとは、また違っていて…。どれを選んだらどうなっていたか…は、誰にも分らないわけですしね。その不透明さが、不安や悩みの元でもあるのですが、過去の決断が合っていたか・間違っていたかは、本当のところ自分自身にしかわからないと思います。いや、それが自分でわかるのも、きっと、ずっとずっと先…。
日常は、本当に大小さまざまな決断の積み重ねだなぁと、最近改めて感じたのでした。
2017年6月17日
カテゴリー: スタッフエッセイ
アートプラッツ展望台
2017年5月31日
カテゴリー: スタッフエッセイ
コスモスクエアで釣り
またまた、居場所のメンバーと釣りに行って来ました。
イベントとして定着してきた釣りイベントですが、今回はコスモスクエアに行って来ました。
天気も良く、そんなに暑くもなくいい気候に恵まれました。
隣で釣りをしていた方ににサビキ釣りの餌をわけてもらったり、正体不明の魚の名前を聞きにいったりとちょっとした交流もありました。
そして、釣果はというと!!
小サバが40~50匹ぐらい!
と、正体不明の魚1匹(リリースしましたが・・・)
めっちゃ釣れてみんな満足(笑)
そして、釣った小サバはみんなで料理。
小さいので手で頭を取って、食べられるように下準備。
下味をつけて唐揚げにしました。
自分達で釣った魚は特別美味しかったです。
いっぱい釣れて、いっぱい食べていいイベントになりました。
2017年5月30日
親から始まる一歩目セミナー
講座を開催いたします。
詳しくはこちらのチラシをご覧ください。
2017年5月27日
パターン介入
石田 貴裕
親ごさんとの面談が継続していく中のある時点で、「パターン介入」とも言うべき瞬間が訪れることがあります。そんな言葉があるのかどうかは知りませんが、何かというと、子どもに対する親ごさんの何気ない言動や振る舞いについて一緒に立ち止まって見て共有する中で、「いつものそのパターンでいいのだろうか?」とか「このパターンも考えられるのでは?」とか「このパターンもありなのでは?」などを、おこがましくも文字どおり介入していくことを指します。
このパターン介入、いやいや実はなかなかの曲者で、「それいいですねー、じゃぁ、やってみましょう」って、そんな簡単に実行できるものでもないのです。そもそも、その家族間の親子関係が、長年かけて作ってきた習慣や関係性や家族文化ですから、そんなおいそれと新しいパターンに切り替えられるほどヤワなものでもないですし、そんな簡単でしたら「もうとっくにやってるわ」ってなもんで、意外と手強い相手だったりします。
例えば、親ごさんから「その日最初に顔を合わせた時に、挨拶をすることがもう何年もないんですよねー」みたいな話があったとします。理由としては、昔は挨拶や声かけをしてたんですが、うるさいって言われたり嫌な顔をされたりするので「無理に声かけしない方がいいのかなぁ」と思ってやめてしまってるんです、と。
また、別の例えばですが、自分(親)が口を開くと、つい注意や、「~したらアカンよ」などの“禁止”から入ってしまうんです、という話があったり。自分でもダメだとは思いつつ、何故かついそのモードに入ってしまって、そうすると子どもも“否定”をぶつけてきて、結局言い争いになってしまうというのがいつものパターンなんです、と。
あくまで例え話ですが、こういった「わかっちゃいるけどなっちゃうパターン」は誰でもどこでもよくある話です。それが良いとか悪いとかではなく、ホントよくある話なので、私自身はあって全然OKだと思っています。ただ、親ごさんのタイミングによっては、何かその物言いの後ろ側に引っかかったものを感じる時があって、そこを止まってよく聴いてみると「何かこのパターンを変えてみたいんだけどな~」と話し出す方もいらっしゃいます。その中で、「本当は自分が面倒くさくなってるんですよね…」とか、「何か違うパターンをやった時に無視されたり、反応が無かったりするとつい諦めてしまって。反応が無いことを続けるってしんどいんですよね…」と呟かれる親ごさんもいらっしゃいます。
普段は「若者本人が一番辛いよなぁ」というスタンスの私ですが、でも、やっぱり親も同じように辛いよな、しんどいよな、と切実に感じて胸が苦しくなる瞬間です。もっと劇的に状況を打開できればいいのにな、魔法の言葉があればいいのにな、っていつもいつも思います。でも、そんなものはどこにも無い。そんな都合良くはいかないってわかっています。でも、だからといって、そこに希望がない訳じゃないって思っています。なぜなら、これまで地道だけれど一歩一歩と着実に歩んでいくご家族をたくさん見せてもらってきたので。結果、それが一番近道だったんだなって感じる姿を、今までたくさん目の当たりにしてきたので。だから、始めようと思った時がスタートであって、そこに希望はちゃんとあります。あのパターンやこのパターンに少しずつ足したり引いたりを繰り返しながら、そのご家族に合ったタイミングややり方を一緒に模索していきます。上手くいくこともありますし、上手くいかないこともあります。むしろ、そっちの方が多いかもしれません。だって「いつものパターン」はやっぱり曲者で、やっぱり手強い相手ですから。それでも諦めず、出口を見据えて一歩一歩関わり続けた親ごさんの中には、「挨拶や反応が少し返ってくるようになりました」とか、「前よりは少しだけ話せるようになりました」と笑顔や苦笑いとともに話してくれる方もいらっしゃいます。たまに訪れるそんな時が、少しだけ「いつものパターン」が広がったことを共有して一緒に喜べる瞬間だったりします。
パターン介入は強制介入ではありません。ともすればただの「おせっ介入」になってしまうのかもしれません。だから、無理やり取り組む必要もありません。いつがタイミングなのかも正直よくわかりませんし、無責任な言い方ですいません。ですが、この「パターン介入」は、やってみようと思う親ごさんの背中をそっと後押しする要素は持っているかもしれません。だとすれば、もしその地道な歩みの一歩目を踏み出してみようと思い立ったのであれば、ひとまず一緒にやってみましょうって思っています。二歩目、三歩目と、その先にある“希望ある未来”を目指して。大丈夫、きっと大丈夫。一人じゃないし、ここから、これからです。出口を見据えて、もしよろしければ入口から一緒に始めましょう。
2017年4月30日
カテゴリー: スタッフエッセイ
お雑に
安原 彩子
2017年すっかり明けました。今年もよろしくお願い致します。
年末年始。皆さんそれぞれの過ごし方、感じ方があると思いますが、どう過ごされたでしょうか?私はよく食べ、よく飲み、のんびり過ごしました。私は日本のお正月が好きです。紅白も、お雑煮も、初詣も、寒くて凛とした感じも。あと、なんと言っても休みが多い!メキシコでは31日の昼まで働いて3日からまた仕事…。(会社によっては2日から。)飲んで騒いで「フェリス・アニョ・ヌエボ!!(明けましておめでとう)」と新年を迎え、二日酔いを醒ます元旦を過ごして終わるお正月。でも、クリスマスは続いているんです!カトリックのメキシコでは東方の三賢者が生まれたばかりのイエスを訪ねたといわれる1月6日までクリスマスを祝います。この日にプレゼントを渡す伝統的な家庭もあります。会社ではロスカというドーナツ型の大きなパンをみんなで切り分けて食べます。が、自分が食べた部分に小さい男の子の人形が入っていたら2月にタマーレス(トウモロコシの肉まん?)をみんなにご馳走しないといけないのでパンを選ぶのも真剣です。クリスマスは24日午後から25日まで休みですが、12月半ばから1月6日まで街中クリスマス。ツリーも飾ったままなので、クリスマスにおまけでお正月がついてくる感じ?クリスマスにお正月が合体している感じ?日本のクリスマスも良いですがメキシコのクリスマスが私は好きです。台湾やベトナムでは旧暦でお正月を盛大に祝うので1月1日は特になにもしないと聞いたり、キューバは元旦が解放記念日なのでW祝日だったり。それはそれでいいなと思います。
日本のお正月と言えば、お雑煮も大好きです。私の家のお雑煮はおすましで、ぶりやユリ根が入っていて美味しい!でも、大阪の人に聞くと白みそで大根や人参が入っていて美味しい!と。同じ日本のお正月に食べるお雑煮が関西風、関東風と違う。さらに同じ地域でも家によって違うお雑煮に無限大の可能性を感じてしまいます。
「共生社会∞」
最近は、“自分の国が1番!”ということをよく耳にしますが、1番以外はナシ(排除)っていうのは人生損をするなと思います。自分の文化、価値観を大切に相手の文化、価値観も尊重して共生する世界、社会、家庭が大切だな。と、まさに居場所はそんな共生社会。今まで自分だけ、家庭だけの文化からまったく違う文化を持ったメンバーのいる居場所に放されて過ごすうちに自分の文化を相手に強制するのではなく、それぞれの文化を持ち寄り合いながら、出したり引いたり合体させながら無限大に広がって共生文化ができてくる。それはまるでお雑に。プラッツ風。そしてそこからまた新たに遭遇する文化と共生していくことの繰り返し。そうやって人も社会も発展してきたのかなと思うと同時に、お雑煮も紆余曲折しながら進化を遂げてきたのかなと。2017年初日の居場所でのお雑煮トークで思いをはせるのでした。
2017年1月30日
カテゴリー: スタッフエッセイ
忘年会
淡路プラッツの居場所では、毎年、年末に忘年会を行っています。
メニューは鍋。3種類ほどの鍋を用意し、みんなで分け合いいただきます。
今年の忘年会は、徹夜で忘年会をしよう!!ということで徹夜忘年会を行いました。
写真が無いのが残念ですが、メンバーがみんなで飲みたいお酒や食べ物も差し入れしてくれたりと、食べて飲んでしゃべってと大盛り上がり。
そして、深夜も過ぎたころから、一部のメンバーが集まり、朝までTRPG(テーブルトークRPG)が始まりました。6時間ほど休憩をはさみながらTRPGが行われ、皆、満足そうにしていました。その他、朝までしゃべるメンバーや皆が騒いでいる隣で横になって寝るメンバーもいたり、朝からワイン片手に牛飯を食べるメンバーと過ごし方は様々ですが元気に朝まで過ごしました。
たまに開かれる徹夜イベントですが、メンバーはいつも元気に過ごしています。
2016年12月27日



